2008年のエイプリルフールは現実になった

今朝アップデートされたChatGPTのイメージ生成機能がちょっととんでもない、、まだ24時間経ってないけど、やればやるだけ予想を超えてくるというか、いろいろ試して見ても一体どこまで出来るのか、ポテンシャルの限界が見えない。ChatGPT登場時の衝撃に近いものがある。

いろんな類似研究を吹き飛ばしてしまうだけでなく、本当にイラストやグラフィックの仕事に直接大きな影響があると感じる。凄過ぎて面白いを通り越して唖然とする。
実はちょうど1年前にこんなことを書いた。

どんな写真でもLEGO化してしまう画期的なソフトウェアが開発された。20世紀を代表する写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンの名作『サン=ラザール駅裏』が見事にLEGO化されている。
…というエイプリルフールネタを書いたのが2008年。ちなみにこれらはもちろんAIが生成したものではなく、Mike Stimpson氏による歴史的写真をレゴで再現した作品で、改めて調べてみるとWIREDでも記事になっていた。…

1年前はまだ実現出来てなかったが、今日、もしかしてと思って「歴史的写真」で検索して出てきた坂本龍馬の写真をChatGPTに「レゴで再現して」と指示してみたら、完璧に実現してしまった。。

すでにいろんな人がいろんなことを試していて驚くばかりだが、これからもっとたくさんの人がこの凄さに気づいてインパクトは広がるだろうし、権利的・倫理的にもたくさんの問題が起こることも間違いないだろう。

2008年のエイプリルフールは、2025年のエイプリルフールを待たずに現実になった。