夏に能登に行った人のお土産の一つに地元の北國新聞があって、数ヶ月経っても連日一面は地震関連のニュースで埋められていて、まだ何も終わってない(というかむしろ始まってない)という感じがした。かと言って自分も結局まだ何か出来たかというと出来ずにいるのだが、そんなまだまだ復興復旧もままならないところに今回の豪雨。
今朝の北國新聞の紙面がウェブで無料公開されていて、連日の地震関連の紙面がこれで上書きされたのかと思うと、ほんとになんと言ったらいいかわからない。
東日本大震災の時はSNSがとても役に立った記憶があるが、今はかなり意識して見に行かないと全然状況が流れてこない。ブラックボックス化したアルゴリズムによってタイムラインはもはや機能していないようにも見えるし、そもそも今度ばかりは被災した方々も心が折れて声を上げる気力も出ないような状況なのではないかと心配になる。
そんな中でも様子を伝えてくれる人やコミュニティやメディアを、フォローしたりシェアしたり、せめてほんのちょっとでも思いを寄せていることが伝わるようにしたいなと思う。